宇都宮餃子の特徴は?
餃子と言えば、一般的にはお肉たっぷり、にんにくが効いた餡を想像するかもしれませんが、宇都宮餃子は、お肉よりも野菜が多く、またにんにくも控えめなものが多い印象です。また、つけダレも比較的さっぱりタイプかと思います。
ただ、宇都宮餃子と一口に言っても店舗によって様々です。そこで、今回は以下2点に焦点を当ててまとめました。
- 皮の厚さ:薄いと焼いた時にパリッと、厚いともっちりと仕上がります。
- 餡 :豚肉と野菜の量、味の濃さがお店によって違います。
1.宇都宮みんみん
- 皮の厚さ :やや厚め
- 餡 :豚肉よりも白菜多め。にんにく少なめ。味濃いめ。
宇都宮ではよく「みんみん派?それとも 正嗣(マサシ) 派?」と言う会話がある程、宇都宮餃子の代名詞のひとつになっているのが、昭和33年創業の「宇都宮みんみん」です。
白菜をふんだんに使い、にんにくは旨味が出る絶妙な量になっています。また、正嗣(マサシ)と比較すると、餡自体がご飯に合う絶妙な味の濃さです。
宇都宮餃子が初めてという方には、まず最初に食べてほしい餃子のひとつです。
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2.正嗣(マサシ)
- 皮の厚さ :やや薄め
- 餡 :豚肉よりキャベツ、ねぎ多め。にんにく有。
先ほどの「みんみん」の対抗馬が創業50年を超える「正嗣(マサシ)」です。
薄めの皮は、程よいもちもち感を残しつつ、パリッとした仕上がりになります。また、正嗣はヘルシーな味わいになっているので、パクパクと餃子だけでいくつも食べられます。
オリジナルの特製タレは、さっぱりの中にピリ辛さがあり絶妙なバランス◎
ちなみに筆者は、正嗣(マサシ)派です。
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3.元祖 宇味家(うまいや)
- 皮の厚さ :厚め
- 餡 :豚肉、玉ねぎ、キャベツのバランス型
宇味家とは、県内4店舗構える餃子専門店です。
具材は国産にこだわっており、野菜はもちろん、豚肉は那須のブランド豚「那須郡司豚」を使用しています。自家製の皮は他と比較しても厚めのため、モチモチ&ツルツルが好きな方におすすめ◎
皮が厚いことから、焼き餃子はもちろんのこと、茹で餃子にも最適です。
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4.香蘭 (コウラン)
- 皮の厚さ :厚め
- 餡 :キャベツ、長ねぎ、玉ねぎ、豚肉(脂身少なめ)
昭和34年創業の「香蘭」は、平成20年に先代店主の高齢化のために惜しまれつつ閉店した老舗の名店です。その数年後、先代の味を引き継ぐ跡継ぎが現れ復活を果たしました。
皮は強力粉を使うことで、もっちり。餡は多めなのでより一層食べ応え抜群です。
こちらも皮が厚いことから焼き餃子はもちろんのこと、茹で餃子にも最適です。
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5.めんめん
- 皮の厚さ :やや薄め
- 餡 :豚肉、白菜。味濃いめ。
宇都宮駅からすぐにある、平成元年創業の中華料理屋「めんめん」の餃子です。
ガラスープを餡の豚肉と野菜にたっぷり吸わせているため、肉汁がじゅわあっと溢れます。また、隠し味は中華料理屋さんならではの、紹興酒と秘伝の味噌だれ。
餡がしっかりしているので食べ応えがあり、また味もついているのでそのままでも美味しくいただけます。
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6.宇都宮餃子館
- 皮の厚さ :かなり薄め。
- 餡 :豚肉、ニラ、キャベツ。ニンニクも感じる。味濃いめ。
駅前に堂々と店舗を構える「宇都宮餃子館」の代表作である餃子「健太餃子」は、県内外問わず支持される有名店のひとつです。
特に注目すべくは、0.75ミリの極薄皮。皮が薄いことで焼き上げがパリッと仕上がり、またそれに合わせて餡が多くなっていますので、餃子を食べた感がある逸品です。
餡は、28種類の食材とスパイスが混ぜたことでとてもコクがあるので、そのままでも十分美味しいです。
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7.悟空
- 皮の厚さ :やや厚め
- 餡 :豚肉、キャベツ、玉ねぎ。にんにく多め。
悟空の餃子は大きいことが特徴です。その大きさは通常の1.7倍サイズ(1粒35g)!ジャンボ餃子に至っては、1粒48gもあります。
豚肉のジューシーな肉汁と、にんにくの香りが口いっぱいに広がります。ボリュームたっぷりのリピート続出の名店の味です。
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いかがだったでしょうか。
餃子は、宇都宮餃子と浜松餃子が有名ですが、その内の今回は宇都宮餃子を調査してみました。ちなみに私は先ほども記載しましたが正嗣派です。